スポーツ栄養はもはやニッチな分野ではありません。当初は本格的なボディビルダー達だけでしたが、元来の選手たちも動物質食品を食べない菜食主義者用のプロテインや製品によって筋力トレーニング以上の栄養を得るようになってきています。例えばGNCは健康とウェルネスを特に強調しており、植物由来のプロテインをより多く扱うようになっています。bodybuilding.comでさえ、コンテンツの幅を広げ「ヴェガンプロテイン ベスト10!!」のような記事を掲載しています。
変化はスポーツ栄養企業のみではありません。現在多数の企業が次々とこの分野に参入し始めています。2014年にはスキッピーとスパムの製造会社、ホーメルフーズ社がMuscle Milk®のメーカーであるCytosport社を買収。2016年にはダノン社がホワイトウェイブフーズの買収に合意し、Vegaプロテインを獲得しました。
スポーツ栄養産業が拡大する要因はたくさんありますが、1つ確実なのは、アメリカのプロテインへの絶え間ない愛情が大きな要因です。その栄養価についてもここ何年も大きな問題は起きていません。しかしNatural Products Expo West 2015で、2014年2月以降プロテインへのクレームが48％も増えたとニューホープが発表しました。
今もなお乳清がプロテインの王様という位置付けではありますが、植物由来のプロテインが徐々に人気を集めています。それは乳糖不耐症や持続可能性、動物福祉への不安が要因です。またダイエットにも植物性食品が健康的で良いという説が有名なのも要因の一つです。
植物由来のプロテインであるペア・プロテインが注目されてしばらく経ちます。2015年において31％もスポーツ栄養分野の促進に貢献しています。更に最近では、ペアがRipple’s dairy-free milkをリリースするなど、注目度の高いニュースもあります。ストアチェーンであるホール・フーズや各国の食品店で購入でき、さらに人気を博しました。
MRMなどの企業は、この植物由来の商品で凄まじい成長を遂げましたが、乳清プロテインの売上にはさほど影響を及ぼさなかったということは注目すべき点です。これはつまり、植物由来のプロテインが乳清プロテインに置き換わったのではなく、植物由来のプロテインという新しいジャンルが追加されたということになります。実際にスポーツ栄養、植物由来のプロテイン両方が前年比11％も成長しているというデータもあります。
スポーツ栄養産業は広範囲人口統計学において変化していっており、植物性プロテインが大いにその促進を助長しています。Glanbia Nutritionals社では、業界トップである経験、また植物由来のプロテインによって、このめまぐるしく成長する分野で差別化を図りながら、お客様と共に成長をしていくと述べています。Glanbiaを導入することで何が可能になるのか、我々にお任せ下さい。